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Lake Sai
西湖
西湖
西湖は富士五湖の中央に位置し、河口湖の西端に近い場所に有ります。西湖はその昔、富士山が噴火した折にその頃有った大きな一つの湖が溶岩流によって分断され三つの湖が産まれた時に出来た湖の一つです。他の二つは、本栖湖と精進湖です。約70年前に秋田県田沢湖で絶滅したとされていたクニマスが見つかった事でも有名です。西湖の南西方向には深い樹海（青木ヶ原樹海）が広がっており、樹海の中には噴火の時に出来た洞穴（西湖コウモリ穴等）が幾つか有ります。
西湖の見どころとしては、
(1) 西湖いやしの里根場
(2) 西湖野鳥の森公園
(3) 西湖ネイチャーセンター（青木ヶ原樹海ツアー）
が挙げられます。
2015 西湖根場からの冨士（4K空撮）
西湖いやしの里根場
昔、美しい富士山を背景にした西湖の根場地区には、茅葺屋根の集落が有りました。しかし、1966年の台風による集中豪雨で土石流が発生し、集落は壊滅してしまいました。その後、町村合併で富士河口湖町が誕生したのを契機に、河口湖町は昔の茅葺屋根の村の風景を再現する為に約20戸の茅葺屋根の民家をこの地区に再建する事を決定し、2006年に「西湖いやしの里」を開設しました。
いやしの里の茅葺民家はそれぞれ土産物店やそば処などの店、工芸品等の展示、体験コーナー、根場集落の災害について記録した砂防資料館などとなっています。
初夏には、美しい富士山を背景にしだれ桜が咲き乱れ、茅葺き屋根の集落と共に懐かしい日本の原風景を造り出しています。
2018 しだれ桜咲く西湖いやしの里(4K)
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