top of page

FujiYoshida 

​富士吉田

新倉山浅間公園

新倉山浅間公園は、山梨県富士吉田市の西側にある新倉山の中腹にあり、ここからは富士山と富士吉田市街の素晴らしい景色を見る事が出来ます。この公園内には新倉富士浅間神社が有り、有名な五重の塔はこの神社の一部となっています。この五重の塔は、1963年に平和を祈念して建立されました。神社の本堂は低い位置にありますが、五重の塔へ行くには、398段もの階段を登らなければなりません。たどり着くまでには大変息が切れますが、登り着くとその苦労は素晴らしい見晴らしの景色で報われます。四季折々に美しい場所ですが、特に春の桜のシーズンがベストです。桜と朱色の五重の塔そして富士山を一度に見れる景色は余りにも有名で、多くの観光客が訪れ、階段に行列が出来る程です。

2018 新倉山浅間公園の富士と桜

北口本宮富士浅間神社

北口本宮富士浅間神社は、富士吉田市の街並みの南西の外れにある古い由緒ある神社です。

この神社はその昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東方への遠征の折にこの地にて富士山の神霊を遥拝し「富士の神山は北方から拝せよ」と仰せになり、祠を建てて祀ったのが始まりと言われています。
本殿には、富士山の女神である木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火瓊々杵命、(ひこほのににぎのみこと)、大山祗神(おおやまづみのかみ)が祀られています。
古くから富士山の遥拝地として信仰を集めていましたが、江戸時代に富士講が広まると多くの人がここより登拝し、富士山の北口(吉田口)登山道の起点として栄え、17世紀初期に富士講の寄進により整備された境内は壮観で、富士山信仰の中心であることが感じられます。
神社全体が富士山世界遺産構成資産となっており、本殿、東宮、西宮は国指定の重要文化財にも指定されています。

 

2017 北口本宮冨士浅間神社

富士吉田の火祭り

吉田の火祭は、山梨県富士吉田市上吉田地区で行われる祭りで、日本三奇祭のひとつとなっています。北口本宮冨士浅間神社と境内社である諏訪神社の両社による例大祭で、毎年8月26日の「鎮火祭」と、翌8月27日の「すすき祭り」の2日間にわたって行われます。

火祭りの名の通り、上吉田地区の金鳥居から北口本宮冨士浅間神社にかけた約1キロにおよぶ本町通りの沿道では、高さ約3メートルの大松明70本から80本余りが燃やされ、各家ごと作られる井桁状に組まれた多数の松明も燃やされます。夕暮れ時、大松明に次々に火が点されると、吉田口登山道に沿った富士山山小屋でも一斉に松明が焚かれます。麓の町と山は一体となって火祭りを繰り広げ、上吉田の町は火の海と化し深夜まで賑わいます。

2017 富士吉田の火祭り
bottom of page